ティッシュを使って軌道チェック

アプローチショットの練習法

最初に、ティッシュを小さく丸めた玉を4つつくります。
そして、クラブヘッドの軌道を挟むような形で4つの玉を並べましょう。
自分から見て飛球線の内側の左右2つ、飛球線の外側にも左右2つ置きます。
右と左に置く玉と、実際に打つボールとの間隔はワングリップくらい、大体27センチが目安です。
飛球線の外側と内側の玉の感覚は、15センチ強くらいが良いでしょう。
こうして4つのティッシュ玉を並べたら、クラブヘッドがどの玉にも触れないようにスイングします。
自分から見て右奥と左手前の玉に当たるようなら、アウトサイドインの軌道でカット打ちになっています。
右手前と左奥の玉に当たれば、軌道がインサイドアウトになっています。
クラブヘッドが玉に当たらないように打つ練習を繰り返すと、インパクトゾーンが長くなります。
軌道が限りなくストレートに近づき、フェース面も長くスクエアに保たれますから、距離感も方向性もいっそう安定します。
自宅内であれば、パターマットなどでこの練習をするのもかなりの効果が期待できます。
ボールを打たなくてもスイングの軌道を簡単にチェックできます。
この練習法では、フルショットの軌道の矯正練習としても役立ちます。
スライスや引っかけが多発する人はアウトサイドインの軌道が原因ですから、右手前と左奥のティッシュを取り、右奥と左手前のティッシュに触れないように、インサイドアウトの軌道で振る練習をしましょう。
フックやプッシュアウトがよく出る人はインサイドアウトの軌道を修正する必要があるので、右奥と左手前のティッシュを取り、アウトサイドインの軌道で振る練習をしましょう。

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