残り距離に応じてクラブを変える

バンカーショット

バンカーショットでも特に難しいのが、30~40ヤードと中途半端に距離が残ってるバンカーショットです。
この距離のバンカーショットはプロであっても難しく、アマチュアではサンドのエクスプロージョン・ショットでは到底グリーンまでボールを運ぶことは出来ません。
このような状況で選択できるショットは次の2パターンになります。
①サンドウェッジでクリーンに打つ
この方法は、フェアウェイからのアプローチショットと同じように、砂をとらずにボールを直接クリーンに打ちます。この打ち方での距離感はフェアウェイからのショットと同じになります。
上手く打てれば距離感を合わせやすい打ち方といえますが、この方法は少しでも砂を噛んでしまうと、大きくショートしてしまうというリスクがあります。
ミスを少なくする手段としてボールを少し右に寄せて、ダフる危険性を少なくする方法がありますが、非常に精度の高いスイングが要求されるため、上級者でも難しいショットといえます。
②クラブを変えてエクスプロージョン・ショット
これは、グリーンまでの残り距離に応じてクラブを変えてエクスプロージョン・ショットする方法です。
サンドウェッジでのエクスプロージョン・ショットでの最大飛距離が20ヤードであれば、
アプローチウェッジで20~30ヤード、ピッチングウェッジなら30~40ヤード、
9番アイアンで40~50ヤード、8番アイアンで50~60ヤードとなります。

通常のスイングの約4分の3くらいの大きさで、おおよそこのくらいの距離が出ます。
クラブを変えるだけで打ち方は打ち方は通常のエクスプロージョン・ショットと同じです。ボールを直接クリーンに打つ方法に比べてスイングに求められる精度ははるかに低く、なおかつ意図しない距離の出過ぎやショートが出にくい方法といえます。
上記の2つの打ち方からどちらを選択するかはプレーヤーの判断となりますが、個人的にはクラブを変えてエクスプロージョン・ショットをする方法が、難易度が低くおすすめです。
もし、通っている練習場やよく行くグラウンドゴルフ場などにバンカーの練習施設がある場合は、クラブを変えて距離を打ち分ける練習をしてみてください。サンドウェッジでそれぞれの距離を打ち分けるよりも、はるかに難度が低いことが実感できると思います。

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