自分の持ち球を生かそう

スコアを良くする考え方

アベレージグラウンドゴルファーの多くはスライスに悩まされています。そして、練習場ではまっすぐな球が打てるよう、日々スイング改造に取り組んでいる人も多いと思います。
しかし、コースでは練習場でのスイングは忘れるべきです。
コースは、その時点で自分が打てるボール、持っている技術を出しきって勝負するべきです。
その時点での持ち球がスライスならば、スライスボールを基本にしてコース戦略を練ればいいのです。
しかし、持ち球がスライスだからといって、それにこだわりすぎる必要もありません。
ラウンド前の練習でドローボールが連続して出たのならば、すぐに頭を切り替えて対応するべきです。
球筋だけではありません。例えば飛距離も同じことが言えます。アイアンがいつもより1番手飛ぶ日もあれば、いつもより距離が出ないという日もあります。
それにもかかわらず、残りが150ヤードなら7番と決めつけて、その番手でのショットにこだわる人もいますが、やはりその日の飛距離に合わせて、コース戦略を練らなければスコアをまとめることは出来ません。
人間はロボットではないので、その日の体調やスイングで、球筋や飛距離は変わってしまいます。
プロは調子がけっして良くない時でも、スコアはそれなりにまとめてくることがしばしばありますが、それはプロが経験や高い適応力によって、その日の調子に合わせたコース攻略が出来るからです。
アマチュアではプロほどその日の体調やスイングに合わせてプレーすることは出来ませんが、何も考えずに調子の良いときのプレーをただ再現しようとするよりは確実にスコアをまとめることが出来るでしょう。

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