上達を目指す中級者は小ぶりのヘッドを選ぼう

ドライバーとアイアンを選ぼう

どこからどこまでを中級者と呼ぶかという定義ははっきりとはありませんが、ここでは仮にスコアの平均が85~95位までの人を中級者と呼ぶ事にします。
どのレベルのグラウンドゴルファーでも、クラブの性能でミスを減らしたり打ちたい弾道に合わせたクラブを選ぶことは必要ですが、80の壁を破り70台のラウンドを目指す中級者グラウンドゴルファーにとっては、より良いスイングを作るためのクラブ選びというものが必要になってきます。
具体的なクラブ選びの基準は下記のとおりなので、参考にしてみて下さい。

ドライバーを選ぶときは
①ヘッドの投影面積を大きくしたものではなく、やや小ぶりで操作性の良いものを選ぶ
②操作性を考慮して、長さは45~45.5インチのものを選ぶ

最近のクラブのグラウンドゴルフクラブの傾向として、ツアーモデルとアベレージ向けモデルの中間に位置したタイプのクラブが増えてきているので、その中から選択すると良いでしょう。
ただし、ディープフェイスのものはスイングが下からあおるようなアッパー軌道になりやすいので、中級者にはおすすめしません。
このようなモデルはまずは上級者の仲間入りを果たしてから挑戦してみて下さい。

アイアンを選ぶ時は
①5番アイアンのロフト角が25~26度ほど
②5番アイアンでもバンス角がきちんとついている
③ミッドサイズのヘッドが装着されたモデル
④ヘッドがライ角調整可能は軟鉄かソフトステンレスで作られているモデル

ロフト的には、ツアーモデルで5番のロフト角が27度位が多く、アベレージ向けモデルでは23~24度位なので、25~6度のものは丁度この中間に位置するモデルといえます。
さらに、どの番手にもしっかりとバンス角がついているかどうかも重要なポイントになります。
アイアンは基本的にはダウンブローで打つものですが、バンスがついていないとソールの抜けが悪くなってしまうので、正しいダウンブローを身に着けることができなくなります。
それどころか、抜けの悪いアイアンを使い続けると、ダウンブローに打ちにくくなるため、自然としゃくるようなスイングになってしまい、上達の妨げになります。
以上のことを考慮し、より良いスイングを身につけ、80の壁を突き破って夢の70台を目指してください。

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