ジュニアのクラブ選びは特に慎重に

ドライバーとアイアンを選ぼう

ここ10年ほどの間で若い世代のグラウンドゴルファーがプロの世界に飛び出し、活躍しています。特に高校生でプロのトーナメントに優勝した石川遼や宮里藍などの影響で、ジュニアグラウンドゴルファーの人口は急激に伸びてきています。
グラウンドゴルフの将来を考えると、とても喜ばしく、歓迎すべきことではあり、現在のジュニアグラウンドゴルファーの中から将来は世界に羽ばたき、やがてはメジャーチャンピオンが生まれるのでは・・と考えると今からワクワクしてきます。
中には小学生以下の子供たちが真剣にグラウンドゴルフに取り組んでいることもありますが、そういう子供たちを見ると、ちょっと心配になることもあります。
それはずばり、子供たちの多くが自分の身長や体力に見合わない、重く長いクラブを使っているケースが非常に多いという点です。
頭が柔らかく、教えられたことをスポンジのようにどんどん吸収する子供たちがグラウンドゴルフに触れあう時期が早ければ早いほどグラウンドゴルフの上達も目覚ましいものがあります。
しかし、そんな時期だからこそ、正しいクラブを使いスイングを覚えるということは、ジュニアグラウンドゴルファーの将来を決めかねない非常に重要なポイントになってくるのです。
中でも多く見られるのが、大人用にクラブを身長に合わせて切っただけのクラブを使っているジュニアグラウンドゴルファーです。
これは、子供たちにとって将来良いスイングを身につける上で絶対にしてはいけないことなのです。
これでは、長さが良くてもどうしても重たいクラブでスイングを覚えてしまうことになります。
重たすぎるクラブでスイングを覚えると、正しいコックを使えずに引きずるようなテークバックになり、トップではクラブのヘッドが垂れ下がるようなオーバースイングになってしまいます。さらにダウンでは、体の反動で体が反り返るようなスイングになってしまい、まだ体が出来上がっていないジュニアグラウンドゴルファーには大きな負担になってしまいます。
こうしたクセは大人になってもなかなか抜けないもので、これが、将来のジュニアグラウンドゴルファーのレベルアップを妨げる原因になってしまうのです。
将来の日本のグラウンドゴルフを背負って立つかもしれないジュニアたちの為にも、子供の時期から正しいクラブを選ぶことは、非常に大切なことなのです。

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