グラウンドゴルフの魅力
グラウンドゴルフはゲームのルールを作るに、次のような事柄を大切にして作られました。
●遊びや楽しみの要素をたいせつに
●遊びの特性として自由な活動が認められ、強制されないことを大切にする
●盛年並みの体力がなくても出来るスポーツであること
●年齢・性別など関係なくプレーできるスポーツであること
●団体戦と個人戦が同時におこなえるようにする
このように、多くの人が楽しめるスポーツとして、さまざまな工夫がされているのです。
また、グランドゴルフは、発案当初からゴルフと同様に、審判を置かないスポーツとして成立するように考えられて作られました。その理由は審判を置くことにより、本来グランドゴルフの基本である、他者に強要される事なく、プレイヤーが自由にゲームを楽しむというコンセプトからはずれる事を意味するからです。
このコンセプトにより、プレイヤーは自らのプレーに創意工夫を加えることが出来るようになりました。グランドゴルフのルールは他のスポーツと違って、細かくプレーを縛るものではなく、ゲームを楽しむうえで必要最小限の基本的なルールを示しています。さらに、プレーヤーの能力や目的、環境などによって、その場面に応じたルールを決める事ができるように配慮されています。
この基本コンセプトを軸に、グランドゴルフのルールや用具は作られています。グラウンドゴルフはルールに人間が合わせるのではなく、人間にルールが合わせる事を基本にしています。
グラウンドゴルフは細かいルールでプレイヤーを縛るのではなく、プレイヤーにルールやゲーム自体を合わせていく、まさに人間が主役のスポーツなのです。