グラウンドゴルフのゲームに関するルール①(第4~9条)

2018年6月19日グラウンドゴルフ上達法, グラウンドゴルフのルール

スムーズにプレーする為に
実際にプレーをすると、いろいろな状況が出来ます。あわてないでスムーズにプレーするために、ルールを良く把握しておきましょう。

第4条 ゲームは、所定のボールをきめられた打順にしたがってスタートマットから打ち始め、ホールポスト内に静止した状態「トマリ」までの打数を数えるものである。

ゲームをするときは事前に打順を決めておき、必ずそれを守るようにしましょう。

第5条 クラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットは定められたものを使用しなければならない。

クラブやボールなどのボールは、規定に合うものの中から、自分に合ったものを探しましょう。

第6条 プレーヤーは、ゲーム中いかなる打球練習も行ってはならない。本条の反則は1打付加する。

自分の打順を待っている時などに、ボールを使って打球練習をしたら違反をなり、1打罰のペナルティーとなります。また、全員が「トマリ」したあとのパッティング練習を行った場合も同様にペナルティーの対象となります。

第7条 プレーヤーは、打つとき足場を板などで作ったり、人に支えてもらったりするなど、物的・人的な援助やアドバイス、あるいは風雨からの防護を求めたり、受けたりしてプレーしてはならない。本条の反則は1打付加する。

グラウンドゴルフはあくまでも個人を中心としたスポーツです。第三者の手を借りずに、自分の力でコースを攻略することがプレーにおける大前提となります。また、規定の枠を外れての用具の改造もルール違反となります。

第8条 プレーヤーは、打ったボールが長い草や木のしげみなどの中に入ったとき、ボールの所在と自己のボールであることを確かめる限度においてのみ、これらのものにふれることができる。草を刈ったり、木の枝を折ったりしてプレーしてはならない。本条の反則は1打付加する。

プレーをしていると、とてもまともにボールを打てそうにない草むらなどにボールが入ってしまう場合があります。その時に素振りをしている振りをして、邪魔な草をボールで取り払ってしまうプレーヤーがたまにいますが、これはルール違反となります。

スイングの邪魔になる木の枝を折ったり、草を抜くなど、ボールを打つ際の条件を良くする行為も全て違反です。

また、コースに落ちている木の枝や小石、虫類や動物のふんなども、障害物(ハザード)と見なされるので、取り除く事ができません。これらが邪魔になるのであれば、ゲームが始まる前に取り除きましょう。

第9条 プレーヤーは、ボールを打つときはクラブのヘッドで正しく打ち、押し出したりかき寄せたりしない。本条の反則は1打付加する。ただし、から振りの場合は打数に数えない。

クラブはヘッド以外のどこを握っても違反にはなりませんが、ボールを打つ際はヘッド以外の場所で打つと違反になります。また、ボールを引きずったり2度打ちをした場合も同様です。

ただし、空振りやスタートマットを叩いてしまった衝撃でボールがティーから落ちたり、スイング中に風で動いてしまった場合などはペナルティーにはならず、改めて打ち直す事が出来ます。

グラウンドゴルフ上達法