グラウンドゴルフのパッティング練習
パッティングは、ホールポストに「トマリ」させるための、グラウンドゴルフの中でもっとも重要な1打です。
手首や腕だけで打つのではなく、体の動きでボールを打つようにします。腕、体、クラブを一体化させて打つことが出来るようになると、ボールに与える衝撃が一定化して、安定したパッティングが出来るようになります。
パッティングの構えは、両足を肩幅よりやや狭い幅に広げて、両腕をやや伸ばしながら体の両サイドにつけて固定します。そして、手首や腕だけでボールを打つのではなく、体の動きでボールを打つようにします。
正確で安定したパッティングの動きをマスターしましょう。パッティングは短い距離のショットだけに、確実に決めたいところです。4つのポイントを押さえることで、正確でミスの少ないパッティングをマスターしましょう。
ラインと距離を確認し、クラブヘッドをセットする
ボールとホールポストのラインと距離を確認し、パッティングのイメージが出来たら、クラブヘッドがボールに触れないようにソールの中心をボールに揃えてセットし、それと同時にボールが両足のカカトにくるように、つま先を自然に開いて両足の位置を決める。
肩幅よりやや狭い足幅に開く
クラブがセットできたら、右足を右方向へ肩幅よりやや狭い程度に開く。再度、ボールとホールポストのラインと距離を確認し、ヘッドのテークバックの幅、インパクトの強さをイメージする。
クラブをゆっくり引く
クラブをホールポストとの距離に合わせてゆっくりと引く、その際視線はクラブヘッドの動きを追うように移動させることで、体も少し動くようになる。
腕、体、クラブを一体化させてインパクト
クラブをボールの方向へ、腕と体、クラブを一体化させたイメージで移動させる。この時に視線もクラブヘッドを追うように移動させる。
微妙なインパクトの強さをマスターしよう
センターラインを引いた人工芝マットの端にホールポストを置き、実際にボールを打ちながら距離を変えて練習をします。この練習では、同じ方向から5～10打連続で打ち、距離感をつかみましょう。もちろん、狙うのはホールインワンです。
グラウンドゴルフのパッティングの理想的なタッチは、ホールポストの鈴にギリギリ触れるくらいにの位置にボールを静止させるタッチです。
この微妙なタッチを出せるようになることがグラウンドゴルフ上達の、ひいては満足にのいくスコアを出すための重要な要素になります。
繰り返し練習をすることで『寄せの技術』を向上させていきましょう。
グラウンドゴルフのパッティングでは、ボールは左カカトの延長線上に置きます。両足の真ん中や右側にボールを置くと、ヘッドが円を描くように動くため、方向性や距離感が出しづらくなります。