魅力満載のクラブ会員
近年、クラブ会員制があるパークゴルフ場が増えてきています。新設コースが増えて集客競争が激しくなってきたこともあり、クラブ会員を募って固定客の確保を図るコースが増えてきているのです。
こういったパークゴルフ場は、他のコースとの利用上の差別化を図り、より魅力を増すためにプレー料金の割引のほかに、さまざまな工夫を凝らしています。
特に新設コースが集中する札幌近郊のコースでは、会員制度が充実してきています。
05年のオープン当初からクラブ会員制を持つ『えべつ角山パークランド(江別市)』は、年を追うごとに会員数が増加し、現在では会員数は1,500名以上にまで伸びています。
その特徴は、プレー料金割引や月例競技参加といった楽しみ方だけではなく、提携するコースでもプレー料金がきくという点です。
また、08年に会員制を設けた由仁町の『薫りの里パークゴルフ場ゆにっPA!』では、会員数を前年の倍以上に伸ばしました。『ユンニの湯』や『ゆにガーデン』など、併設の施設利用料金の割引のほか、冬季には近くの室内パークゴルフ場にバスで送迎し、昼食や景品をつけたとり、年間を通したサービスに努めています。
この他にも会員へ独自特典を設けているコースがたくさんあり、コースへの愛着心を高め、リピーターを増やすクラブ会員制は、これからのトレンドになりつつあります。