セットアップ

セットアップとは、ボールに対してクラブの向きを合わせ、スイングが始められるよう準備することを指します。
セットアップにはグリップ、スタンス、アドレスという3つのポイントがあり、ボールを正確にコントロールするためには、これらを正しく行うことが大切になります。
 セットアップの3つのポイント
 グリップ
グリップとはクラブの握り方のことです。
グリップはすべてのスイングの基本となるので、正しいグリップを身に付けましょう。
 スタンス
スタンスとは足の位置のことを指します。
スタンスが不安定だと筋力を有効に使うことが出来ないため、スイングに力が入りません。
グリップと同様、スイングを行うためには正しいスタンスを取ることが必須となります。
 アドレス
アドレスとは構え方のことです。
アドレスによってスイングの角度や向きを決め、打球の方向や高さをコントロールします。

クラブは指でグリップしよう


グリップは手の中でクラブがぐらつかないように握ることが大切です。
左手から先に握り、人差し指の第2関節と、小指の付け根にグリップをあて、親指をグリップの上に乗せて、やさしく握りましょう。
右手は左手に密着させ、右手の平が目標に向くように握ります。左手と同様に、親指はグリップの上に乗せるようにして、やさしく握るのがポイントです。
 グリップの種類
●インターロッキンググリップ
右の小指と、左の人差し指をからめる握り方です。
両手の一体感が得やすいので、手の小さい人やグリップがずれやすい人に向いています。
●オーバーラッピンググリップ
右手の小指を左手の人差し指に乗せる握り方です。
両手のバランスがとりやすく、最も一般的でバランスの取れた握り方です。
●ベースボールグリップ
野球のバットを握るように、すべての指を密着させる握り方です。
自然な握り方なので力が入りやすく、女性や腕力のない人に向いています。

 両手を離して握ると安定しない!
グリップは両手の一体感が重要です。両手を離して握ると左右の手がバラバラに動くため、スイングが不安定になり、打球のコントロールがしにくくなります。
グリップは両手が離れないように気をつけて握りましょう。

スタンス幅は肩幅を基準にしてとる


スタンスは体型や体の柔軟さによって個人差があり、スイングの大きさによっても変わりますが、フルスングする場合は、開いた足の内側に肩のラインが入るくらいに両足を広げましょう。
これ以上広くすると、体がブレてスイングが乱れやすくなるので注意して下さい。ウェイトは5:5の割合で足にかかるのが理想です。
両足のツマ先は、体の回転の妨げにならないように、自然なハの字に開いておきます。体の硬い人は左足を開き気味にしておくと、フォロースルーで体が回しやすくなります。

アドレスは飛球線に対してスクエアに構えよう


飛球線とは、ボールの飛ぶ方向に引いた架空の線のことで、アドレスはこの飛球線に対してスクエア(直角)に構えるのが基本となります。
その際、腕の付け根とヒザ、足指の付け根が直線になるように構えるのがポイントで、グリップの右手が下になるため右肩が下がります。

 ツマ先は平行とは限らない
左右のツマ先の開き方には個人差があるため、ツマ先を結んだ線が平行になるとは限りません。
飛球線に対しては、かかとを結んだ線で合わせるようにしましょう。

スポンサーリンク