グラウンドゴルフのルール創設について
グラウンドゴルフのルールは、生涯スポーツの基本的な考え方を大切にしながら考えられました。
従来の「決められたルールや方式に人間を合わせる」という支配的な考え方ではなく、「身体的、精神的、社会的に変化する人間にスポーツを合わせる。」発送を基本にしています。
グラウンドゴルフは、だれにでも同じ条件で楽しめるスポーツであるように、また、いつも明るい笑顔と歓声にあふれた「豊かな心」と「生きる喜び」が育まれるようにと考えられたスポーツです。
みんなが気分よくプレーを楽しみ、「またやってみたい」という次への意欲に繋げられるよう、様々な創意工夫が盛り込まれています。
1つには、コートの規定を定めていないという事があります。あらゆる場所的条件(広さ、傾斜度、地質、施設の利用)のもとでプレー出来るようにしています。あくまで参考として、標準コースが定められていると考えてもよいでしょう。
2つには、集まる人の能力や好み、場所などに合わせてローカルルールを決められるようにしているということがあります。これを考慮して、グラウンドゴルフのルールは必要最小限のルールしか定められていません。
ルールをもとに、目的や条件に応じた「自分たちのルール」を考えられるという柔軟さがあります。