パークゴルフクラブの歴史

1983年に始まったパークゴルフの歴史は、クラブ開発の歴史でもあります。
最初のパークゴルフクラブは、グラウンドゴルフで使われていたものをそのまま使用していましたが、ソール部分の破損が激しく、フェースやソールの強化に長いあいだ試行錯誤を繰り返しました。
その礎を築いたのが、現在も新しいコンセプトで開発し続ける業界のパイオニア『ニッタクス』です。
最初はすべてが木製だった部分は、フェースの反発力を得るためにカーボンが張られ、ソールは金属板で強化されました。
その後、90年代に入り、ゴルフのドライバーの原理を応用して、丸くて容積の大きな形状に進化し、打球の飛距離が飛躍的に伸びました。

軽量化クラブが最近のトレンド


現在のクラブは軽量化が進み、数年前までは550グラム前後が主流だったものが、上級モデルで510~520グラムのものが作られるようになりました。
パークゴルフは1日中プレーする人が多いので、出来るだけ体にやさしく、負担がかからないようになってきているのです。
また、最近は低重心・深重心設計により、ミスヒットしにくく、深いラフからでも打ちやすいクラブが増えてきています。
技術の進化により、数年前より格段にコントロールしやすいクラブが多くなっています。

シャフトの性能でクラブが変わる


クラブを低重心化する上で欠かせないのがシャフトの軽量化です。シャフトが軽くなると、重量のバランスがクラブの先寄りになるので、ヘッドが効いたクラブになります。
ゴルフクラブのシャフトを製造している有名メーカーの製品も採用されるようになり、しなやかでねじれの少ないシャフトのおかげで、打球の方向がぶれにくく、コントロールしやすいクラブ進化し続けています。

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