グラウンドゴルフは手軽に楽しめるスポーツ

2018年6月19日グラウンドゴルフ上達法

グラウンドゴルフは手軽に楽しめるスポーツです。発祥の地である鳥取県狛村で200人が参加した交流試合では、所要時間が2時間半あまりでした。2時間半で200人がプレーできる球技は数少ないでしょう。

ちなみに、優勝者は73歳のおじいさんで、スコアは20打だったそうです。

広場や校庭がたちまちコースに

グラウンドゴルフの魅力のひとつは、場所を選ばない事にあります。広さの規定がないため、コースを自由に設定することが出来るのです。近くにある運動場や公園、河川敷や校庭などがあれば、そこがすぐにコースに早変わりします。

また、ある程度整地してあれば、木や池などの障害物や起伏があるほうが、ゲーム性が上がりさらに楽しむ事が出来るでしょう。敷地が広くても狭くても、その場所にあわせてスタートからの距離やホールポスト数などを決めるなど、コースづくりを工夫できます。

準備は簡単、置くだけでOK

ゴルフのような穴を掘る必要はなし。ホールポストとスタートマットを置くだけで、たちまりコースが出来上がります。グラウンドをいためることがないので、学校開放の施設(校庭)や野球場、陸上競技場なども心おきなく利用出来ます。

車のトランクに用具を収納できるので、固定施設用具を準備する必要もありません。河川敷や公園など、どこでも気軽に移動して楽しみましょう。もちろん、撤収作業も早くて簡単です。

始めた日から楽しくプレー

ルールは非常に簡単なもので、ボールをスタートマットに置き、クラブでボールを打って転がし、ホールポストに出来るだけ少ない打数で入れるだけです。

複雑なルールなどは一切ないので、参加したその日から仲間と楽しくプレーでき、いきなり好スコアで優勝してしまうこともありうるのです。

制限時間なし、のびのびプレー

競技時間が決まっていないので、参加した全プレーヤーがすべてのホールポストをのびのびと回ることが出来ます。グラウンドを使用できる時間に応じてホールポスト数を決めれば、何分でも何時間でも楽しめます。

また、ホールポスト数を工夫すれば、昼休みやちょっとした休み時間などの、短時間のレクリエーションにも最適です。

制限人数なしで全員プレー

グラウンドゴルフは1チーム6人を基準にしていますが、いつも丁度良く6人が集まるとは限りません。その場合は、7,8人のチームがあっても個人戦には問題ありませんし、団体戦であっても、チームの上位6人のスコアで順位を決めるなどのルールをあらかじめ決めておけば問題ありません。

また、1番ホールからスタートするゴルフとは違い、どのホールからでも始められるので、標準のポスト数(8ホール)のコースでは、一度に8チームがプレー出来ます。ホール数によっては、何百人単位でのプレーも可能となります。

ゴルフでもまれに、参加人数の多い競技や、季節によってプレー可能な時間短い時などは、18ホール一斉にスタートする事があります。この方式を『ショットガン』といい、実際にアメリカツアーで使用されることもあるスタート方式です。こ

の方法だと、18ホール×3人=48人が一斉にスタートするので、大幅に競技時間を短縮することができます。

審判は必要なし

グラウンドゴルフは、ゲームをするのに審判をつける必要がありません。なぜなら、ゲーム中においての判定はプレーヤー自身、もしくは同伴プレーヤーが行うからです。『せっかく来たのに審判をさせられてプレー出来ない』ということはありません。

ただ、それだけに各プレーヤーにルールやエチケットを守る事が強く求められます。グラウンドゴルフは自身の良心にしたがってプレーすることが大切になります。

競技力に差がなく楽しめる

クラブとボールは、ゴルフとは対照的に「なるべく飛ばないように」作られています。だから、性別や年齢、身体能力を問わず、すべての人が対等にプレーすることが出来るのです。

ファミリースポーツとして楽しめるばかりか、車いすに乗ったままでも十分にプレーする事が出来るのが、グラウンドゴルフの最大の魅力です。近年では、視覚障がい者用の補助用具の開発も進められています。

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