アライメントの基準②
一般的なレイアウトのグラウンドゴルフ場で、ティーショットで250ヤード先のフェアウェイセンターを狙う場合は、自分の左肩は左のラフか、フェアウェイの幅によってはさらに左を向きます。
それくらい左を向く感じにならないと、ターゲットに対してパラレルレフトで構えられていないという事です。
ドライバーは、体とクラブの距離が遠くなるので、正しい向きで構えると目標より10~15ヤードは左を向きます。
これが正しい体の向きです。
多くのアマチュアグラウンドゴルファーの体は右向きになっている
間違ったアライメントの代表が右向きアドレスです。
アベレージレベルでスコアが90を切れないアマチュアグラウンドゴルファーは、9割方この右向きの間違ったアドレスをとってしまっていると思ったほうがいいでしょう。
こういう人は、無意識のうちに体をターゲットに向けて構えてしまっているのです。
体をターゲットに向けるということは、ボールを打ち出すべき方向よりも右を向いているということになるので、当然スイングは飛球線に対してインサイド・アウトの軌道になり、ボールが右に飛び出すミスが多くなります。
しかし、自分では体がターゲットに対して右を向いている事に気付いていないため、無理にターゲットにボールを打ち出そうとして、アウトサイド・インのスイングを始めるのです。
それが、スライスやヒッカケの原因となります。
アライメントが正しく出来ていないと、スイングそのものが狂い出してしまいます。
上級者で突然スランプに陥るのも、スイングよりむしろこのアライメントの間違いが原因である場合が非常に多いのです。
正しいスイングをするのは、まず体を正しい向きに向けることが必要だということを、しっかりと認識しておきましょう。
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