ドックレッグのティーショット
日本で多いタイプである山岳コースや林間コースでは、木々を切り開いて作られるため、ドックレッグしているホールが多くなる傾向があります。
山岳コースの場合には、ドックレッグに高低差が加わり、さらに攻略が難しくなります。
このようなコースでは両サイドから木が張り出しているので、2打目でグリーンを狙えるエリアが狭く限定されているホールも多くなります。
このような理由から、山岳コースや林間コースを攻略する時には、1日を通して飛距離よりも正確性、方向性を重視したプレーが求められます。
ドックレッグしているホールでは、ショートカットを狙ってコーナーギリギリを狙うよりも「広い所を狙う」をセオリーとして、安全運転に心掛けることをおすすめします。
もし、コーナーの早しに入ってしまうと、グリーン方向は木々の間隔が狭くなっていることが多く、脱出が非常に難しくなります。
そうしたトラブルに巻き込まれなければ、スコアを悪くする要素を1つ減らすことが出来るわけです。
コーナーの反対側の広いエリアを狙うことで、2打目の距離が残ったとしても、林に入ったときの事を考えると、結果としてスコアをまとめる事が出来ます。
また、木に囲まれていると上空の風を感じることが出来ないので、高く打ちあげた時に思いもよらない風の影響を受けて、ボールが曲がっていくことがあります。
そうしたことを避けるためにも、低いボールを打つことが有効になってきます。
打ち方としてはクラブを短く握り、ティーアップを低めにして、コンパクトなスイングをイメージして振ります。
そうすることで、自然とボールを低く抑える事ができるということも覚えておくと良いでしょう。