傾斜地からのショット④ ツマ先下がりから

セカンド・サードショットのスコアメイク

ツマ先下がりからのショットでは、普通の状態ではないことを忘れないで下さい。
当たり前と思うかもしれませんが、アベレージグラウンドゴルファーはついついそのことを忘れてしまい、グリーンやピンを狙ってしまいます。
傾斜地からのショットはトラブルショットです。1打罰でもしょうがないくらいの気持ちで、まずは脱出することを優先しましょう。
脱出を優先するにしろ、グリーンを狙っていくにしろ、忘れてはならないのが、ツマ先下がりからのショットは基本的にスライスするということです。
特にロングアイアンなどロフトの立っているクラブでは、まず間違いなくボールはスライスするので、ターゲットの左に目標を定めてアドレスをとります。
もちろん、スライスしたボールが飛ぶであろう方向にハザードがある場合には、それを避けるように目標を設定する必要があります。
曲がり幅の予想がつかないなどの理由で、目標をどこに定めれば分からないときには、無理をせずに短い番手でフェアウェイに戻すことを最優先しましょう。
ショートアイアンやウェッジを使う場合にも注意しなければいけないことがあります。
それは、ロフトの大きいクラブであるほどスライスしにくいということです。この傾向は番手が下がるほど、かつしっかりスイングするほど顕著になります。
ウェッジでフルスイングすると引っかけることもあるので、基本的にはフルスイングは避けるべきです。
距離が長くても短くても、ターゲットを広めに設定して、その範囲に落ちればいいくらいの気持ちでマネジメントをしていきましょう。

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