芝が薄かったり、はげた場所からのアプローチ
冬場は芝が枯れて薄くなっている場所が増えます。特に、普段から短く刈り込まれてるフェアウェイに多く、もともと芝つきが悪いところやプレイヤーが頻繁に歩くところでは、地面が露出している場合もあります。
こういったライからボールを上げてアプローチするには、高い技術が要求されます。特にウェッジ類はピンポイントでボールにヘッドがコンタクトしないとイメージどおりに打つことは出来ません。
ソールが硬い地面に跳ね返されてトップした経験を持つ人は多いと思います。それを嫌がってボールを打ちに行くと、今度は逆にザックリ、、なんてことも多いと思います。
こういった場合、もっとも安全にアプローチする方法はランニング、つまり転がして寄せる方法です。
たとえばピンまで30ヤード以内で花道を使えるならば、パターで打つことも可能です。振り幅を大きくする、あるいはインパクトを強くするといった方法でグリーンまで届かせることが可能で、グリーンを長く使える場合には迷わずパターを使うことをおすすめします。
7~9番アイアンを使ったランニングアプローチも効果的です。短い番手でロフトが付けば、低いながらもキャリーが出てピッチ&ランのイメージで打てるので、手前側にある障害なら越すことも出来ます。こういったアプローチを試みる場合には、打ち出し角を正確に把握しておくことが大切です。
普段よりボールを半個から1個分右寄りに置いて打つとボールにコンタクトさせやすいことも覚えておいて下さい。