ホールの距離に応じた考え方
ホールの距離から自分のドライバーの飛距離を引けば、セカンドショットでの残り距離は簡単に計算出来ます。
つまり、ティーショットを打つ前から、セカンドショットで使う番手のイメージを持っておくことが出来るのです。
スコアをまとめるためには、常に次やその先のプレーをイメージしておく事が非常に大切になってきます。
例えば、距離の長いホールでは必然的にセカンドショットの距離が長くなるので、長い番手を使わなくてはなりません。
そのため、ついついドライバーで距離を稼ごうとして無理なスイングをしがちですが、それが大きくスコアを崩す原因となります。
スコアをまとめたいならば、自分の力量以上のショットや結果は絶対に求めてはいけないものです。
長いホールでセカンドショットに自信がないのであれば、パーオンにはこだわらずにプレーすることが、スコアをまとめる大きなポイントになります。
パー4であれば、セカンドショットで打ちやすい所を狙い3打目で確実にグリーンを捉えるといったことを考えておけば、ティーショットやセカンドショットで無理をすることがなくなります。
たとえパーオン出来なくても、3打目を上手く寄せるかロングパットが決まればパーを拾えるチャンスは残りますし、例え2パットしてもボギーで終える事が出来ます。
ティーショットやセカンドショットで無理をしてOBや池のハザードに入れてペナルティーを払ったり、バンカーや傾斜地に打ち込んで難しいショットをしなければならない状況に陥ると、パーどころかボギーすら危なくなります。
逆に短いホールならば、セカンドショットで自分の得意な距離を残す事を考えましょう。
50~70ヤードの中途半端な距離のショットが苦手であるにも関わらず、ティーショットにドライバーを使ってセカンドショットに中途半端な距離を残していたのでは、例えドライバーでナイスショットしたとしても、それがムダになってしまいます。
しっかりとフルスイング出来る距離が得意ならば、その距離を残すためにティーショットでドライバー以外のクラブを選択することも必要です。
80~90台でラウンド出来るアベレージグラウンドゴルファーであれば、パットを除いたショットは多くても40弱~60強くらいになるはずです。
その中でいかに多く自分の得意なショットを出来るかが、スコアをまとめたりベストスコアを更新する上で非常に大きなポイントになってくるのです。