スライス解消法④ インパクトの形を作る

スライス矯正

ショットが成功するかどうかのカギを握るのは、いうまでもなくインパクトにあります。
シングルプレイヤーの中には、決してキレイとはいえない自己流スイングの人も大勢いますが、そんな上級者に共通しているのは、スイングの形はそれぞれだがインパクトは正確ということです。
アドレスと同じ場所にヘッドを正確に戻せたり、同じ角度でヘッドが下りて来てロフト通りにボールを捉えられています。
そのため、左右へのミスはあっても同じ弾道のボールを打つことが出来るのです。
このような上級者は、この形でインパクトが出来れば大きなミスは出ないという「インパクトのイメージ」がしっかり出来ています。
このインパクトのイメージをしっかりと作るのも、スライス矯正には欠かせないポイントになります。
インパクトのイメージを作るための練習方法が、ボールを打たないでインパクトの形を実際に作り、そのイメージを体に覚え込ませる方法です。
この練習では、以下の4つの点に注意してインパクトの形を作って下さい。
①フェースが開かずに、必ずスクエアかクローズになっていること
②左腕が伸び、右腕がわずかに曲がっている
③上体が正面を向き、腰はやや先行して左を向いていること
④体重は左右均等、もしくは少し左足に乗っていること
この4つの条件を満たすようにインパクトの形を作り、それを体に覚え込ませてからボールを打ちます。
いきなり同じインパクトでボールを打つことは出来ませんが、ボールを打つ前にインパクトの形を体にインプットしておくことで、徐々にインパクトのイメージが出来上がってきます。

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