フェアウェイからのショット

セカンド・サードショットのスコアメイク

セカンドショットやサードショットでは、たとえボールがフェアウェイにあるときにも、打つ前には必ずライの確認をしましょう。
ボールは芝の上に浮いていることもあれば、沈んでいることもあります。特にベントなどの洋芝のフェアウェイでは、基本的にボールは沈むので、特に注意が必要です。
もちろん、芝のコンディションは季節によっても変わってきます。芝がよく育つ夏場であれば沈みやすく、冬は芝が薄くなって地面は硬くなります。
ボールが沈んでいるときには無理をせず、場合によってはロフトのある番手に持ち替えて刻む作戦をとった方がいいこともあります。ライがよさそうなフェアウェイからの思わぬミスは、ライの影響で起こっていることも多いのです。
逆に芝が薄いライから打つときには、ボールを普段より右に置き、グリップを短く持ってボールをとらえやすい状態を作っておきましょう。
ライに問題がなければ、その日に調子のよい番手を使う、得意の番手で打つ、フルスイングしないなど、なるべくミスの少ないマネジメントをします。
グリーンに乗せる、あるいは届かせることを最優先にするのではなく、常に成功率の高いショットを選択することが大切で、特に傾斜やアンジュレーションのあるフェアウェイからのショットではなおさらです。
気をつけなければならないのが、ドライバーでナイスショットしたあとの一打です。特にフェアウェイにボールがあるときは、ティーショットと同じように大振りしてしまいがちです。前のショットとは切り離して、新たな一打として頭を切り替えることが大切です。
また、ドックレックや打ち上げのホールでは、フェアウェイからのショットでも狙い場所が見えないことがあります。
せっかくいい条件で打てるのならば、狙い場所が見えるところまで行って確認したり、コース図を確認して打つべき方向と距離をしっかりと割り出しましょう。
これを怠ってしまうと、ショットは良かったが結果が悪いという事態を招くことになります。

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