アゲインストとフォローの攻め方

セカンド・サードショットのスコアメイク

特にラウンド経験の少ないアベレージグラウンドゴルファーに言えることですが、風の吹いている日にスコアが乱れる人は、基本的には風の読みが甘いと考えましょう。
特にアイアンを使ったセカンドショットやサードショットでは、ウッドに比べてボールが高くなるので、ちょっとした風でも思わぬ影響を受けることがあります。
肌で感じるほどの風が吹いているときには、入念なクラブ選択が必要になります。場所によっては風を感じにくいこともあるので、遠くの対象物を観察すればいいでしょう。
空に浮かぶ雲や高い木のてっぺん付近の枝、さらに低いところにある葉っぱなどが対象物で、ほかには芝や枯れ草を投げて風向きと強さを確認出来ます。
アゲインストでは低い球が有効となりますが、強風下でインテンショナルに低いボールを打つのは難しいので、素直に番手を上げて対応しましょう。
アイアンショットではボールが高くあがるので、強いアゲインストが吹いているときには2~3番手上げることも視野においてください。特にショートアイアン以下のクラブで打つときには、風に押されてボールが空中で止まることもあるので、特に慎重に番手を選ぶ必要があります。
どこまで打って大丈夫かを確認し、迷ったら長めのクラブを選択しましょう。
このとき、クラブを短く持って軽めにスイングするのが基本となります。そうすることでボールのバックスピン量が減るため、ボールが吹け上がりにくくなるのです。
一方で、フォローの場合にはボールが伸びるので、飛びすぎにだけ注意すれば大丈夫です。ただし、スピンがほどけやすいことは考慮しておく場合があります。
キャリーでグリーンに届いた場合に、スピンがほどけて思った以上のランが出て、グリーン奥にこぼれる場合もあります。
グリーン奥からのアプローチが難しいホールでは、番手を思い切って下げて手前から狙うマネジメントも視野に置いていきましょう。

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