アプローチの考え方① 大事なのは乗せること
どんなアプローチにも当てはまる基本的な考え方は、「とにかくグリーンに乗せる」です。
そんなことは分かっていると思う人も多いでしょうが、では実際にどれくらいの割合で乗せられているのか思い出してみて下さい。
相当いい人で5割くらい。アベレージグラウンドゴルファーでは3割lくらいではないでしょうか。
これは、アプローチでグリーンに乗せられている割合より、むしろトップやダフり、ザックリなどで乗せられていないことの割合のほうが多いということです。
スコアアップにはアプローチでグリーンに乗せることが絶対条件です。ミスしたことを思い出せないようにするくらいが理想です。
しかし、だからといって難しく考えることはありません。なぜなら、アプローチで大切なのはグリーンに乗せることであって、カップに寄せることではないからです。
寄せようとすれば距離感や方向性など、アプローチに課されるテーマは増えていき、当然それに合わせてやらなくてはならない事も出てきます。ターゲットが小さくなる分、プレッシャーも大きくなります。
練習量が少ないアベレージグラウンドゴルファーの場合は、寄せようとすればするほど難易度が増す。つまり自分で自分の首をしめてしまうのです。
アプローチではグリーンに乗せるだけでいいと考えれば、グリーン面のすべてを狙い場所として使うことが出来ます。
方向も距離も許容範囲が一気に広がるので、プレッシャーが軽減されて気軽に打てます。
まずはこの考え方でアプローチに臨み、グリーンオンの確率を大幅にアップさせましょう。