ピン位置に対する攻め方① ピンが手前や奥

アプローチのスコアメイク

アプローチでの最優先事項は、グリーンに確実に乗せる事です。
そのうえで、ピンが手前にある時は大きめに打つのがセオリーになります。手前のピンに対してベタピンを狙ったら、当然のごとく落とし場所はきわめて狭くなり、ミスの可能性が増します。バンカー越えや池越えなどではなおさらです。
グリーンの外でファーストバウンドさせなければならないケースも多くありますが、こういった状況で狙いすぎると、乗らずに手前で止まってしまうことも考えられます。
どんな弾道で攻めるにしてもグリーンセンターあたりにボールが止まるようなターゲット設定をしておくと、多少ミスしたとしても安全にグリーンに乗せる事が出来ます。
バンカー越えや池越えなどで状況では、グリーンセンターにキャリーさせるくらいのつもりで打ちましょう。
奥から下っているグリーンでは、ファーストパットが難しくなると思うかもしれませんが、ギリギリに狙って難しいアプローチを残すことを考えれば、はるかにスコアをまとめやすくなります。多少ピンをオーバーしても、まずはグリーンに乗せる事に集中するべきです。
ピンが奥にある場合でも、基本はグリーンセンター狙いになります。受けグリーンであれば多少キャリーが大きくても、奥にこぼれる危険性は高くありません。
アプローチでもっとも安全なのが転がしになります。状況と残りの距離にもよりますが、グリーンにキャリーさせれる状況であれば、転がしが一番簡単なアプローチ方法です。
理由は、フェアウェイやラフと違って、グリーン上では安定して転がってくれるからです。
グリーン面を多く使えるピン奥のアプローチでは、まず最初に転がせるかどうかを考えましょう。

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