花道からの攻め方
アプローチをもっともいい条件で行えるのは花道です。ベタピンまでとはいかないまでも確実にグリーンを捉え、最悪でも2パット圏内には寄せたいアプローチです。
ボールが沈んでおらず、グリーンまでの間にバンカーなどのトラップが無い場合は、ランニング、ピッチ&ラン、ピッチショットのどれもが使えるので、自信を持って打てる方法を選びましょう。
逆に、どのアプローチにも不安がある場合におすすめなのがピッチ&ランです。
ピッチ&ランは、キャリーとランを半々くらいのバランスで打っていくアプローチですが、普段練習場で何気なくアプローチの練習をする場合、大抵の人はピッチ&ランをしているので、比較的違和感もなく打てるはずです。
たとえばピンまで30ヤードあるのならば、15ヤードくらいのエリアにキャリーさせ、あとはボールの転がりにまかせる。トップとダフリにさえ気を付ければ、まず問題なくグリーンにオンさせることが出来るはずです。
グリーン上より花道が長い、たとえば花道25ヤードに対しグリーン5ヤードという状況でもピッチ&ランでOKです。ただし、花道にキャリーさせるとボールの勢いがなくなるので、キャリーを大きめに打つことが必要で、乗ればピンをオーバーさせても構わないと割り切りましょう。
同じ30ヤードでもピンが奥にあり、グリーンまで5ヤードしかないといった状況であればパターを使うのがもっとも確実です。
花道でボールの勢いが消されるので強めに打つ必要がありますが、相当強く打たなければグリーンをオーバーすることはありません。奥に向かって上りのラインになっていればなおさらです。
寄らなかったとしても確実にグリーンに乗せることができるので、一番おすすめの方法です。