構える手順をいつも一定に

ドライバー&FWショットの基本

アドレスに入る手順は人それぞれですが、共通しているのが、つねに一定の動作で行うプレショット・ルーティーンです。
スイングそのものが大事なのはいうまでもありませんが、このプレショット・ルーティーンもショットの成功率を高めるのに絶大な効果を発揮します。
プレショット・ルーティーンには打つ前の動作を一定にすることによって、
いつも同じ構えができ、目標に向かって正しく立てるというメリットがあります。

さらに、いつもの慣れた動作をとることによって、ショットへのプレッシャーも和らげることが出来るのです。自分の行うべき動作をあらかじめ決めておけば、プレッシャーはかなり押さえることが出来るでしょう。
この効果を踏まえたうえで、オススメのプレショット・ルーティーンの手順をご紹介します。
まずティーアップしたら、ボールの後方に下がって目標や目標線を確認します。同時にナイスショットやどんな球筋を打つのか、球の高さを明確にイメージします。この時点で不安があるようでは、ショットの成功率を高めることは出来ません。
これからのショットに気持ちを集中させ、ナイスショットしたときのボールの飛んでいく弾道を頭の中に思い描きましょう。ここで素振りをしておくのもオススメです。
次に、右手にクラブを持ちながらボールの位置に戻ります。右手でクラブを持つのは、このほうがグリップしやすく、クラブを目標に合わせやすいからです。
ボールの前に戻ったら、右足のだいたいの位置を決めて、右腕を伸ばしてフェースを目標に対してスクエアにあわせます。
次に左足の位置を決めてからグリップします。最期に両足の位置の調整をして最終のアドレスを完成させます。
素振りの時間を入れても、この間はだいたい15秒ほどですが、この動作が実際のスイングを同じくらい重要な要素になります。
ショットの前の動作を一定にすることで、どんな状況でもいつも同じアドレスをとることが出来るのです。

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