ミート率が低くて安定しない
芯に当たらない、ミート率が低いなどは、練習や経験不足からくることが多いのですが、ある程度のキャリアを積んでさえ、器用な手の頼ってボールに合わせようとする人は少なくありません。
器用な腕で余計な動きをすると、かえって芯を捉えにくく、さらに癖のついたスイングを固めてしまう可能性もあります。
芯に当たる確率が低いというのは、やはりスイング中の軸回転がうまく行えていないところに原因があります。
グラウンドゴルフスイングというものは、腕だけでも、体の回転だけでも上手くいきません。ボールの飛距離を伸ばすためには腕の振りが必要ですが、体の回転を使わないとスイングの再現率は低くなってしまいます。
スイングポイントはそのどちらにも片寄りすぎないで、2つのものを融合した中間点に戻ることが重要です。
背骨を中心軸として、体を回転させる軸回転の方法については当サイトでも触れていますが、ここではその実践のための腕の力を抜く方法をご紹介します。
まず、腕の力を20%くらいに抑えます。クラブを振るという意識を捨てても構いません。それほど極端に腕の力を抜けば、クラブの重みだけで腕が振られていく感覚が掴めるはずです。
腕はクネクネと踊るように軽やかに、フィニッシュまで動かすだけで構いません。ボールを置かずに素振りをする要領です。
こうして徹底的に腕の力を抜いていければ、軸も安定して、ミート率は必ず良くなっていきます。